人間とテクノロジー

人間とテクノロジーについて、人と話したり、議論したり、思ったりしたことの備忘録

2016-02-21から1日間の記事一覧

触覚は見た目で騙される、NTTの「ぶるなび」

巨大通信会社のNTTの研究所は、ビジネス寄りの通信技術の開発から、基礎研究まで幅広く手がける。すぐに実用化するわけではない研究も活発に手がけるその様子はまるで大学さながらだ。いや、その「研究者の楽園」ぶりは、もしかしたら大学改革や競争的資金の…

ヒューマノイドロボットは電気羊の夢を見るか

経産省系のファンディング事業を行っている新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の担当者は言う。 「ヒューマノイドロボットは災害時に活躍します。災害現場や建物の中は、人に適した作りになっているから、ヒューマノイドロボットならば、人に代わっ…

ITで社会経済構造が変わる20年後の働き方を検討する厚労省の会議がおもしろい

1月末から始まった、20年後の働き方に向けた検討会「働き方の未来2035」がおもしろい。14人の外部有識者メンバーが議論を重ね今夏までに、IoTや人工知能(AI)など情報技術の発展による社会経済構造の変化に合うように、労働法改正を視野に入れた政策提言を…

NTTとパナソニックの透けるディスプレイ付きAR端末

スマートフォンよりやや大きいサイズの透けるディスプレイ付きの専用端末を、NTTとパナソニックが開発した。端末のカメラで風景を撮影すると、そこに写っている建築物などを画像認識して、透けるディスプレイ上に建物の名前と言った情報を表示する。ディスプ…

プレステVR用ゲームで、触感のあるスーツを体験する

ゲームの中の世界は、あたかも現実のものであるかのような体験を再現する。たとえば、2001年に発売されたプレイステーション2、ドリームキャスト用ゲームソフトRez。スイスの電子音楽フェスやアフリカの音楽といった自身の経験をもとに、実際の体験として感…

シャノン界面とウィーナー界面で、人と機械の関係を考える

人間拡張工学を提案していると東大教授の稲見先生は、人と機械の関係を、情報世界と物理世界を分ける「シャノン界面」と制御できるものとできないもので分ける「ウィーナー界面」で、四象限に分類して考えられるのではないかと言う。 人と機械の関係を考える…

Apple ResearchKitと医療現場のIT利用

Appleが昨年3月に公開したResearchKitは、臨床研究に必要な個人のデータを、iPhoneを使って簡単に収集できる医学研究向けアプリ開発のフレームワークだ。 このたび、順天堂大学はパーキンソン病、喘息、ロコモティブ症候群の臨床研究向けのiPhoneアプリを開…

テクノロジーは、人間と世界の間を媒介するメディア

テクノロジーは自己と環境との間のメディア(媒介)、インターフェイスだと、哲学者の久木田水夫さんは言う。人間は、テクノロジーを介して世界を知覚、認知、解釈し、テクノロジーを介して世界に働きかける。 久木田さんは昨年、「生まれながらのサイボーグ…