科技メモ

テクノロジーと人間について、取材の備忘録とか思ったこととか

イベント

VRで無限階段を上り下りしてきた

昨日今日と開催中の東大・駒場リサーチキャンパス公開で、廣瀬・谷川・鳴海研の無限階段VR(でよいのかしら?)の体験ができます。 無限階段VRは、HMDを付けて階段を上り下りするのですが、足元に細い棒が等間隔で置かれていて、これを踏みながら歩くことで…

ALifeと池上先生

昨日は駒場で「Generative Ethics and Society:人工知能、人工生命の倫理とそれを取り巻く社会」というイベントを聞きに行ってきました。岡さん、池上先生たちがやっている、ALife labのイベントです。 alifelab.org 倫理はともかく、、、池上先生の「人工…

ワークショップ覚え書き

先日、エマちゃんととあるワークショップを主催しました。ものすごく雑にまとめると、多様な領域のそれぞれの専門家たちがひとつのテーマについて議論をすると、それぞれの認識や意見の相違が浮き彫りになること(建設的な意味で)、またそれぞれの異なる立…

インターネットの父の憂い

「インターネットの父」ティム・バーナーズ=リーの講演に行ってきました。慶應大から栄誉博士号を受けるということで、昨日、その記念講演会があった。 ティム・バーナーズ=リーはCERNにいたときにWorld Wide Web(WWW)を考案し、ハイパーテキストシステム…

肉肉学会

肉は人を幸せにする。でも、知識があると、もっと。 知識って身に付けると世界の感動が増強される究極のAR — 稲見昌彦 Masahiko Inami (@drinami) 2010年11月6日 ということで、えとさんに誘っていただいて、知識を身に付けながらおいしいお肉を味わう肉肉学…

縦目と順目

肉の切り方で味は変わるのだろうか? ローストビーフとメガネ。それぞれ肉の線維に沿って切った順目と縦に切った縦目で、食べ比べた。先日の、Living Lab Hongoのオープニングパーティーで、格之進の千葉さんのお肉。 最初にローストビーフから。一口では食…

この複雑な世界を複雑なまま生きることは果たして可能か

鈴木健さんを知ったのはたぶんPICSYで、そのあと「なめらかな社会とその敵」を読んでドハマリした。スマートニュースのアプリは知っていたけれど、その経営者だと知ったのはそのあとだった。 なめらかな社会とその敵 作者: 鈴木健 出版社/メーカー: 勁草書房…

LIVING LAB HONGO

CABINはみこしだった。みんながそこに集まった。 っていう話を、CABINが撤去される直前に開かれた「さよならCABIN」といういうイベントで先生方が仰っていたのが忘れられない。 CABINは部屋の5面がディスプレイになっている没入型ディスプレイで、1990年台…

ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2017から

ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2017と題した、5人のノーベル賞受賞研究者ら国内外の著名研究者らによる講演会が今日、東京国際フォーラムで開催された。テーマは「知の未来〜人類の知が切り拓く人工知能と未来社会〜」。正直なところ、人工知能をテー…

今年もDCEXPOへ行ってきた

先週、デジタルコンテンツエキスポ(DCEXPO)へ。DCEXPOは経産省などが主催するデジタル技術の展覧会で、経産省が認定したInnovative Technologiesの展示やデモがあり、それらを誰でも無料で体験できるイベントだ。他にもシンポジウムや展示があるが、主に大…

ネクストVRを探しにVR学会へ行ってきた

14〜16日につくばで開催された日本バーチャルリアリティ学会(VR学会)へ行ってきた。 世間はVRブームで、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の発売が相次いでいることもあり、今年はVR普及元年とも言われている。今言われているVRは、HMDを付けて体験するも…

「電脳コイル」の世界を実現するHoloLensはミライを感じるけれど初心者にはまだ難しかった

ネットで記事を見かけるたびに、やりたいやりたいとつぶやいていた、マイクロソフトのHoloLens。先日、ひょんなところで偶然体験できたのでメモ。ミクミンPさんに感謝です。 HoloLensはARゴーグルだ。ドラゴンボールのスカウターのようなものだ。ヘッドマウ…

鍵盤を叩く自分の指が伸び縮みするような錯覚が起きる「えくす手」

東大・廣瀬研M2のなみちゃんの作品「えくす手」は、表示する映像で見た目を変えることで、鍵盤を弾いている手があたかも伸びたり縮んだりするかのような体験ができる。 半年前に東大の制作展で体験したときは、映像の視覚効果だけだったが、あたかも本当に自…

研究者が“倫理”を議論したくなる場だった

「倫理セッションよりも倫理的になってきましたね・・・」 と司会者が言った。先日の人工知能学会全国大会の3日目の、人工生命化する社会のオーガナイズドセッション(OS)でのことだ。 このOSはオーガナイザーの一人の池上先生が仰る、複雑化する社会を人…

政府や企業、研究機関などの会議やシンポジウムには若者や女性がほとんどいない

科学技術や医療の取材をするようになって早10年目になった。企業や政治家、マーケットの取材をしていた時期もありつつ、中央省庁、大学・研究機関、医療機関などにはずっと取材に行っている。それらの会議やシンポジウムの取材に行って、気付くことがある。…

AIとかIoTとか本気で取り組むなら、社会経済構造と働き方を大きく変える必要がある

「『副業禁止の禁止』を政府にはぜひお願いしたい。副業禁止規定を持っている会社が禁止となると、かなりの優秀な人材が活躍できるようになる。今はものすごく優秀な人材を大企業が絞め殺していて、気付くと他の会社では使えない人材となっている。そもそも…

人工知能研究で文科省、経産省、総務省の連携は同床異夢か

文科省、経産省、総務省の三省が連携して人工知能研究を進めるという。もともと政府の日本再興戦略などで人工知能研究の推進をうたっているので、当然といえば当然だ。だが、それぞれが見ている夢は異なるのではないだろうか。 先日、経産省系ファンディング…

悲しいから泣くのではなく、涙が出ると人は悲しくなる?

悲しいから泣くのか?泣くから悲しいのか?感情が先に生まれるのか、身体の変化が先に起こるのか、これまでの研究から、多くの心理学者や生理学者は「泣くから悲しい」と考えている。 東京大学大学院の吉田さんは、涙が流れるメガネをつくって実験をした。メ…

「細胞」はアートかサイエンスか?

山中研の展示「ELEGANT CELL展」を見てきた。細胞を使ったものづくりの研究をしている竹内研とコラボして、会場でバイオの実験室を再現しただけでなく、細胞を使った作品が並んでいた。 個人的には獣医学部の学生だったころに細胞培養をして扱っていたので、…

触覚は見た目で騙される、NTTの「ぶるなび」

巨大通信会社のNTTの研究所は、ビジネス寄りの通信技術の開発から、基礎研究まで幅広く手がける。すぐに実用化するわけではない研究も活発に手がけるその様子はまるで大学さながらだ。いや、その「研究者の楽園」ぶりは、もしかしたら大学改革や競争的資金の…

プレステVR用ゲームで、触感のあるスーツを体験する

ゲームの中の世界は、あたかも現実のものであるかのような体験を再現する。たとえば、2001年に発売されたプレイステーション2、ドリームキャスト用ゲームソフトRez。スイスの電子音楽フェスやアフリカの音楽といった自身の経験をもとに、実際の体験として感…

NTTとパナソニックの透けるディスプレイ付きAR端末

スマートフォンよりやや大きいサイズの透けるディスプレイ付きの専用端末を、NTTとパナソニックが開発した。端末のカメラで風景を撮影すると、そこに写っている建築物などを画像認識して、透けるディスプレイ上に建物の名前と言った情報を表示する。ディスプ…