科技メモ

テクノロジーと人間について、取材の備忘録とか思ったこととか

安全保障技術研究

人工知能と安全保障技術研究ーその議論の素地を作っていく

日本では安全保障に関連する技術の研究や開発ー「軍事研究」と呼ばれることもあるーについて、イデオロギーなしでフラットに議論ができないものか、っていうか議論したいということを前に書きました。 kaetn.hatenablog.com 同じように感じている人は私の周…

なぜ、イデオロギーなくフラットに軍事研究の議論をできないのか

と、ずっともやもやしています。「軍事研究」っていう単語が適切かどうかはよくわかりませんが、ミスリードになりがちな単語だと思っています。防衛や軍事のための研究開発について、どう考えたらいいのか、よくわかりません。でも話題には上がります。最近…

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

ナチス・ドイツのエニグマによる暗号の解読を進めた英軍でのアラン・チューリングのストーリーを描いた「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を観ました。AmazonPrimeで無料だったから。もう2年前の公開なのね。 イミテーション・ゲーム/…

当事者不在の議論

日本学術会議ではこれまでに2回にわたって「軍事研究」を禁止する声明を出してきた。一方、一昨年度から防衛省(防衛装備庁)による安全保障技術研究推進制度としたファンディングが始まり、大学などのアカデミア研究者が防衛予算によって研究をする仕組み…

「「軍事研究」の戦後史:科学者はどう向き合ってきたか」(杉山滋郎、ミネルヴァ書房)

科学史が専門で、北大教授の杉山先生による「「軍事研究」の戦後史:科学者はどう向き合ってきたか」は、戦中から今に至る、軍事(安全保障/防衛)研究とアカデミアをめぐる出来事がまとまっていて、大変便利な本でした。 国の安全保障政策の動向はもとより…

科学技術研究のデュアルユース

科学技術を取材する立場からここ数年の大きなアジェンダのひとつが、科学技術研究の民生利用と軍事利用のデュアルユース(両義性)だ。いくつかあるが、大きく注目をあつめるきっかけとなったのが、昨年度から防衛省が始めた、大学などのアカデミアの研究を…