備忘録

テクノロジーと人間

VR

VRで無限階段を上り下りしてきた

昨日今日と開催中の東大・駒場リサーチキャンパス公開で、廣瀬・谷川・鳴海研の無限階段VR(でよいのかしら?)の体験ができます。 無限階段VRは、HMDを付けて階段を上り下りするのですが、足元に細い棒が等間隔で置かれていて、これを踏みながら歩くことで…

行ってみたいVRレストラン

VRレストランと呼ぶのが適切かどうかはともかく・・・。プロジェクションマッピングなどテクノロジーで五感を刺激して食の楽しみを味わうレストランが最近増えているなーと思ったので、行きたいところをメモ。 ●佐賀牛restaurant Sagaya 銀座 (銀座) tabel…

ハリウッド版攻殻機動隊「ゴースト・イン・ザ・シェル」雑感

だいぶ前に試写で観ました。先週末公開されたので、記憶を手繰り寄せて雑感を。観たのは3D字幕版。 ghostshell.jp まず冒頭の映像がすごい。香港を思わせる猥雑でネオンに彩られた、高層ビルが立ち並ぶ町並み。ビルと同じ高さの舞妓さんなんかがゆらゆら揺…

トヨタ(製造業偏重でソフト産業軽視の日本の産業構造)をディスりつつエールを送る「ひるね姫」がとても良かった

エンジニア必見のアニメ映画と聞いていた「ひるね姫」。とても良かったです。自動車産業を中心とした日本の産業構造の課題を知った上で観ると、あーあれか、という楽しみ方ができます。 wwws.warnerbros.co.jp 2020年、瀬戸内海に面した岡山県倉敷市のある町…

小児科医とVRーテクノロジーが社会に入ってくプロセスについて

小児科医をやっている同級生が、Facebookで以下の記事をシェアしていた。彼女が勤める病院での取り組みだそう。 www3.nhk.or.jp VRなんて単語を知らないままに社会人になり取材で知って早10年。昨年は「VR普及元年」と言われ、PSVRの発売もあって、ゲームを…

AmazonPrimeで最近観た映画

AmazonPrimeで最近観た映画。AmazonPrime便利です。 ●科学者と戦争の関連が興味深い イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 [DVD] 出版社/メーカー: ギャガ 発売日: 2016/12/02 メディア: DVD この商品を含むブログを見る 天才数学者、チューリ…

本質的なもの

文化庁メディア芸術祭の受賞作品・受賞者の発表がありました。エンターテイメント部門には、鳴海さんたちのunlimited corridorとあぱぱさんのno salt restaurantも選ばれていて、審査委員の東泉さんがエンタメ部門の講評で、まずこの2つに触れて、 「テクノ…

ナビゲーションに地図はいらない

仕事がら、初めて訪れる場所へ行くことが多い。iPhoneのグーグルマップで目的地を検索して、iPhoneを見ながら目的地まで向かう。 正直、めんどうだ。いや、一昔前は地図をプリントアウトしてそれを持ち歩いて見ていたから、当時と比べたらプリントアウトを事…

紅白歌合戦2016ーPerfumeのダイナミックVRは次のVRの流れを作るか?

紅白歌合戦の楽しみは、演出のテクノロジー。テクノロジーの流行が反映されています。毎年楽しみなのがRhizomaticksが演出を手がけるPerfume。今回は「ダイナミックVR」と言うキーワードが。 床面と背面の2方面がディスプレイになっていて、そこでパフォー…

今年もDCEXPOへ行ってきた

先週、デジタルコンテンツエキスポ(DCEXPO)へ。DCEXPOは経産省などが主催するデジタル技術の展覧会で、経産省が認定したInnovative Technologiesの展示やデモがあり、それらを誰でも無料で体験できるイベントだ。他にもシンポジウムや展示があるが、主に大…

現状のウェブ文化へのジャロン・ラニアーの痛烈な批判

フリー、オープンネス、知の民主化、クリエイティブ・・・ そのようなキーワードをもってインターネットを礼賛する声は多い。だが、インターネットは本当に私たちを知的に、賢くして、幸せにしたのか。この10年、それは幻想だったことに多くの人たちが気付き…

ネクストVRを探しにVR学会へ行ってきた

14〜16日につくばで開催された日本バーチャルリアリティ学会(VR学会)へ行ってきた。 世間はVRブームで、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の発売が相次いでいることもあり、今年はVR普及元年とも言われている。今言われているVRは、HMDを付けて体験するも…

VRアミューズメント施設のVRゾーンへ行ってきた

お台場はダイバーシティにある、バンダイナムコが期間限定で設置している「VRゾーン」へ行ってきた。VRを体験できる場所はイベントなどであまたあれど、「お金を取って」アミューズメント施設として提供しているところはまだ少ないだろう。 VRゾーンへ行くに…

VRメディアが(いつの間にか)たくさんできていた

メディアから社会の流行り廃れを感じ取れる。VRについて言えば、ウェブメディアのMoguraVRとPANORAは前から見ていたが、いつの間にか雨後の筍のようにVRメディアが増えていたようだ。リクルート主催のTECH LAB PAAK主催のイベント「VRメデイアサミット」では…

ファッション×テクノロジーが気になっている

ファッションをずっと取材しているOさんは、ファッションの取材を通じて社会の動きを見たいと言う。去年くらいから、「ファッションテック」というキーワードを聞くようになった。ファッションとテクノロジーを組み合わせた造語で、レガシーなファッションの…

「電脳コイル」の世界を実現するHoloLensはミライを感じるけれど初心者にはまだ難しかった

ネットで記事を見かけるたびに、やりたいやりたいとつぶやいていた、マイクロソフトのHoloLens。先日、ひょんなところで偶然体験できたのでメモ。ミクミンPさんに感謝です。 HoloLensはARゴーグルだ。ドラゴンボールのスカウターのようなものだ。ヘッドマウ…

VRと個人情報

Twitterで流れてきた、VRと個人情報の取得とその影響に警鐘を鳴らす、スタンフォードの記事を、なんとなく訳してみた。 元記事はFCC chairman visits Stanford for virtual reality lesson FCC議長がバーチャルリアリティの講義のためにスタンフォードを訪れ…

VRとクロスモーダルとサイバネティックスシミュレーション

日本バーチャルリアリティ(VR)学会という学会がある。記者になった1年目に科学技術部の所属で、当初担当だったバイオからITに担当が変わってすぐのときに、ひょんなところから、VR学会の中心人物である廣瀬先生の取材に伺って以来、どういうわけかここ10…

錯覚を活用して人の感情を操作する

今朝、NHKをつけたら錯覚を活用する特集をやっていた。「サキどり」という番組。鳴海さんたちの「扇情的な鏡」やあぱぱさんの「電気味覚フォーク」も出ていて、番組の最後で、あぱぱさんは「錯覚を利用して幸せになるのもよいのではないでしょうか」と言う。…

鍵盤を叩く自分の指が伸び縮みするような錯覚が起きる「えくす手」

東大・廣瀬研M2のなみちゃんの作品「えくす手」は、表示する映像で見た目を変えることで、鍵盤を弾いている手があたかも伸びたり縮んだりするかのような体験ができる。 半年前に東大の制作展で体験したときは、映像の視覚効果だけだったが、あたかも本当に自…

研究者が“倫理”を議論したくなる場だった

「倫理セッションよりも倫理的になってきましたね・・・」 と司会者が言った。先日の人工知能学会全国大会の3日目の、人工生命化する社会のオーガナイズドセッション(OS)でのことだ。 このOSはオーガナイザーの一人の池上先生が仰る、複雑化する社会を人…

人工知能(AI)とバーチャルリアリティ(VR)の関係

AIが流行っている。VRも流行っている。少なくとも、情報系の業界内では。でもこの両者、関係ないそれぞれ独立のテクノロジーと独立の文脈での流行りのように見えるけれど、実は大きく関連しているみたいだ。 AIはコンピュータが人の知能のような振る舞いをす…

動きまわって周りに触れられるかのようなViveがすごい

VR AI

今年はVR元年と言われるだけあり、VRのヘッドマウントディスプレイ(HMD)が各社から発売されているほか、色々なイベントなどで体験する機会が多い。先日、小倉で開催された人工知能学会全国大会の企業展示で、(なぜか)HTC Viveがあったので体験してきた。…

4DのVRジェットコースターで酔った

丸の内KITTEの1FのGaraxy特設ブースで、VRヘッドマウントディスプレイのGear VRを使ったVR体験が6月8日まで無料で体験できる。行ってきた。 体験できるコンテンツは、可動式シート(いわゆる4D)を使ったジェットコースター体験と、可動式のボードに乗っ…

世界の見方が変わるVR

VRが流行っている、と言われている。VRの体験と言うと、ヘッドマウントディスプレイ(HMD、最近ではVRヘッドセットとか単にVRとか呼ばれているみたいだけれど)を被って体験する、現実にあるものを映像で再現するという体験を指すことが多い。 VRでおもしろ…

自閉症スペクトラムの視覚世界を体験するVR

自閉症スペクトラム(ASD、広汎性発達障害)は発達障害の一種で、対人交流とコミュニケーションが苦手で、自分の関心やペースを優先させがちなのが特徴だ。自閉症やアスペルガー症候群などもここに含む。 ASDは社会性の障害と言われるが、最近の研究では、知…

大「情動」のシンポジウムで、VRから情動の、廣瀬先生の話を聞く

調べ物をしていて東大の産学連携のサイトを見ていたら「情動」の二文字が。「第26回科学技術交流フォーラム 情動ー人の感性を科学するー」と言うイベントでした。ここのイベントとしては珍しく満員御礼で座席数の多い会場に移すほどの大人気ということでした…

FOVE小島さんが作りたいゲームコンテンツがおもしろい

先日、Tokyo VR Meetupで、FOVE代表取締役の小島さんが語っていた、こういうのがやりたいというコンテンツの話、もっと聞きたかった。 FOVEで進めたいジャンルがあって、「アンコンシャス・インタラクション」というのを押して行きたい。ユーザーは何かを意…

バーチャルリアリティ(VR)ってなんだ?

バーチャルリアリティ(VR)の市場が立ち上がりつつあり、今年はVR元年とも言われる。Oculus、サムスンのGear VR、プレイステーションVRといったコンシューマー向けのヘッドマウントディスプレイ(HMD)が登場し、ベンチャー企業を中心としてアプリ開発やコ…

悲しいから泣くのではなく、涙が出ると人は悲しくなる?

悲しいから泣くのか?泣くから悲しいのか?感情が先に生まれるのか、身体の変化が先に起こるのか、これまでの研究から、多くの心理学者や生理学者は「泣くから悲しい」と考えている。 東京大学大学院の吉田さんは、涙が流れるメガネをつくって実験をした。メ…

テクノロジーが好きなのに、HMDもウェアラブルも苦手で辛い

VR

新しいテクノロジーが好きだ。なんでもまず体験する。作っている人の話を聞く。最近はVRブームもあり、HMDやウェアラブル端末を使ったアプリケーションが多い。だから試す。HMDをかぶる。ヘッドフォンをつける。ウェアラブル端末を身に着ける。 HMDは、映像…

触覚は見た目で騙される、NTTの「ぶるなび」

巨大通信会社のNTTの研究所は、ビジネス寄りの通信技術の開発から、基礎研究まで幅広く手がける。すぐに実用化するわけではない研究も活発に手がけるその様子はまるで大学さながらだ。いや、その「研究者の楽園」ぶりは、もしかしたら大学改革や競争的資金の…

プレステVR用ゲームで、触感のあるスーツを体験する

ゲームの中の世界は、あたかも現実のものであるかのような体験を再現する。たとえば、2001年に発売されたプレイステーション2、ドリームキャスト用ゲームソフトRez。スイスの電子音楽フェスやアフリカの音楽といった自身の経験をもとに、実際の体験として感…