備忘録

テクノロジーと人間

ナビゲーションに地図はいらない

仕事がら、初めて訪れる場所へ行くことが多い。iPhoneのグーグルマップで目的地を検索して、iPhoneを見ながら目的地まで向かう。

正直、めんどうだ。いや、一昔前は地図をプリントアウトしてそれを持ち歩いて見ていたから、当時と比べたらプリントアウトを事前に用意して持ち歩かなくていいし、GPSのおかげで自分の位置がグーグルマップ上に表示されるし、便利になったといえば、なった。でも、スマホを手に持って見ながら歩くのは、正直めんどう。

「グーグルマップのナビゲーションって不完全で、本来なら目的地を入力したら、そこまで連れて行ってくれるといいじゃないですか」

って言っていたのはVRの研究室にいるNさんで、それを聞いて、おお、それだ、と私は膝を打った。

でもそれ、つい最近見たわ。と思い当たったのが、少し前に取材で乗らせてもらったテスラのモデルS。モデルSにはオートパイロットモードがあり、音声認識で目的地を指示すると、運転席横の大きなディスプレイのグーグルマップで行き方が表示されるだけでなく、自動走行でそこまで連れて行ってくれるのだ。

車に乗っていなくても、歩きでも、オートパイロットでナビゲーションをして欲しい。

ということで、明日発売号の地図特集にあたって、私が提案したのは「消える地図」。目的地まで行くナビゲーション用途の地図は消えていい、地図がなくてもナビゲーションはできる、という話。

NTTの研究所が10年ほど前から開発をしている「ぶるなび」はまさにそんなナビゲーションを実現してくれるデバイス。スマホを手に持つと震えて一定方向に引っ張ってくれるのだ。

手に持つだけで、スマホの画面を見なくても目的地まで引っ張っていってくれるナビゲーションが実現したら、いいなあ。。。