人間とテクノロジー

人間とテクノロジーについて、人と話したり、議論したり、思ったりしたことの備忘録

アカデミアVR、安全保障とテクノロジー、SFとテクノロジー

先週と今週、立て続けに、そして私にしてはとても珍しく有休をとった。先週は東大VRセンターの設立記念式典へ、今週は安全保障の専門家に会いに行くためだ。

会社の仕事と関係なく、会社を休んでもやらないといけないって自ずとやっていることが、私にはいくつかある。ちょっと考えてみたら、おおざっぱに分けて3カテゴリーあった。

ひとつは、アカデミアVR、と言うべきか、大学などのVR研究者たち。

もうひとつが、安全保障とテクノロジー

最後のひとつが、SFとテクノロジー

アカデミアVRは、新人記者時代に偶然から取材するようになった11年前から、安全保障とテクノロジーはSCHAFTの方たちと知り合って、仕事を休んでDARPAロボコンにフロリダへ行った5年前から、SFとテクノロジーは「ディストピア」について議論したり考えたりするようになった2年前から、なんとなくずっと自分の頭の中にあって、たまたま本業と関係していたら本業内で、本業と関係がなかったら業務外で、調べたり取材をしたり議論をしたり考えたり書いたりしてきた。

もしかして、「ライフワーク」というのは、こういうことを言うんでしょうか?特に業務としてやっているわけでも、お金になるわけでもないけれど、どういうわけか自ずと体と頭がそっちへ動いてしまうから、頭の中にずっとあるから、知りたいと思う。理解したいと思う。疑問に思う。整理したいと思う。書き記したいと思う。記録したいと思う。

どこへ向かうのか、たどり着くのか(またはたどり着かないのか)わからないし、目的や目標があるわけではないけれど、でも自分がそうしたいと思わなくても頭の中にあって、体と頭がそちらへ向かっていくので、まだしばらくは、この3つに関連することにゆっくりと、断続的に見て、聞いて、議論して、何かを書いていくんだろうなあと思います。