備忘録

テクノロジーと人間

異質をうけいれる「亜人ちゃんは語りたい」

今季のアニメ「亜人ちゃんは語りたい」は、他の人と違う、異質を普通に受け入れる。

demichan.com

 

高校教師をしている高橋先生の高校に、新入生3人、教師1人の亜人が来る。亜人とは、ヴァンパイアやデュラハンといった妖怪や怪物と言われる特殊な声質を持つ人たちのこと。かつては迫害を受けたこともあったが、人間として受け入れられ、社会的弱者であるため、亜人のための社会保障制度まで整っている。

これまで亜人に会ったことがなかった主人公の高橋先生に対して、ヴァンパイアのひかりは、おしゃべりでくったくない。政府から月1回支給される血液パックのほか、食事に気をつけたり冷暗所を好むなどして自分のヴァンパイアとしての性質とうまく付き合って生活している。世界に3人しかいないとされる、首と身体が分離しているデュラハンの町も、それまでに家族と試行錯誤しながらも、それなりに日常生活に馴染んでいる。

人間が社会的な動物であり、集団で生きる以上、異質さはときに、差別や偏見を生む。それは誰かの意志による意図的なものではなく、むしろ無意識の言動にあらわれる。

だから、いつも自分を振り返って考えないと、差別や偏見はだめだと思っている人こそが、異質さに対する迫害者であるということは、珍しいことではない。

でも、それを乗り越えて、異質なものを異質だととらえないで、そのまま受け入れられる社会がいいな、って思う。あの人ちょっと変、ちょっと違う。人間は、そういうちょっとした差異を見つけることが得意だ。でも、それをネガティブにとらえないで、それでいいじゃないかと、受け入れられる社会がいいな、って思う。