2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ネットで記事を見かけるたびに、やりたいやりたいとつぶやいていた、マイクロソフトのHoloLens。先日、ひょんなところで偶然体験できたのでメモ。ミクミンPさんに感謝です。 HoloLensはARゴーグルだ。ドラゴンボールのスカウターのようなものだ。ヘッドマウ…
週末に、NatureやScienceの編集記事、IEEE Spectrumなど海外の研究開発のニュースサイトを見る。ざっくりみていて、自動運転車の話題が多かったなあと。今週のScienceで紹介されている研究紹介記事のざっくり翻訳と動画です。 元記事はWhen is it OK for our…
幹細胞研究、再生医療研究で有名な京大名誉教授の中辻憲夫先生が「社会と次世代を担う若者を支援することを目的とする」として作られた財団で、学術研究や社会貢献を目的とした会議開催費の助成公募を行っている。 中辻先生は、ES細胞、iPS細胞といった幹細…
去年、中国の研究者らが、ヒト受精卵にゲノム編集を施したことが話題になった。その時にNatureにジャーナリストが書いた記事を去年訳したのが出てきたので、以下に貼り付けた。なお、元記事のタイトルにある「CRISPR」は「CRISPR/Cas9」システムに代表される…
Twitterで流れてきた、VRと個人情報の取得とその影響に警鐘を鳴らす、スタンフォードの記事を、なんとなく訳してみた。 元記事はFCC chairman visits Stanford for virtual reality lesson FCC議長がバーチャルリアリティの講義のためにスタンフォードを訪れ…
狙った遺伝子を簡単に改変できる技術が「ゲノム編集」だ。ここ数年で急速に広まっている。そのゲノム編集を、人の病気の治療に使う初めての臨床試験が、米国で始まる。がんの治療として、本来人が持っている免疫を活用するがんの免疫療法として、米NIHが臨床…
日本バーチャルリアリティ(VR)学会という学会がある。記者になった1年目に科学技術部の所属で、当初担当だったバイオからITに担当が変わってすぐのときに、ひょんなところから、VR学会の中心人物である廣瀬先生の取材に伺って以来、どういうわけかここ10…
今朝、NHKをつけたら錯覚を活用する特集をやっていた。「サキどり」という番組。鳴海さんたちの「扇情的な鏡」やあぱぱさんの「電気味覚フォーク」も出ていて、番組の最後で、あぱぱさんは「錯覚を利用して幸せになるのもよいのではないでしょうか」と言う。…
東大・廣瀬研M2のなみちゃんの作品「えくす手」は、表示する映像で見た目を変えることで、鍵盤を弾いている手があたかも伸びたり縮んだりするかのような体験ができる。 半年前に東大の制作展で体験したときは、映像の視覚効果だけだったが、あたかも本当に自…
新卒で入社した新聞社の社是は、「中立公平」だった。記者は、ファクトを探してきて、自分をできるだけ省いてそのファクトだけを書くのが仕事だ。そう思っていた。 「Aさんはインドネシアを侵略すべし、と言った。一方Bさんはマレーシアを侵略すべし、と言っ…
ドローンって今どうなの?と知り合いのビジネス誌編集者に聞かれて話したこと。 ドローンがブレイク?したのは、昨春の官邸ドローン事件だ。その後メディアではドローンの報道が相次ぎ、トントン拍子で航空法改正にいたった。 が、その一方で、ビジネスとし…
「倫理セッションよりも倫理的になってきましたね・・・」 と司会者が言った。先日の人工知能学会全国大会の3日目の、人工生命化する社会のオーガナイズドセッション(OS)でのことだ。 このOSはオーガナイザーの一人の池上先生が仰る、複雑化する社会を人…
AIが流行っている。VRも流行っている。少なくとも、情報系の業界内では。でもこの両者、関係ないそれぞれ独立のテクノロジーと独立の文脈での流行りのように見えるけれど、実は大きく関連しているみたいだ。 AIはコンピュータが人の知能のような振る舞いをす…
今年はVR元年と言われるだけあり、VRのヘッドマウントディスプレイ(HMD)が各社から発売されているほか、色々なイベントなどで体験する機会が多い。先日、小倉で開催された人工知能学会全国大会の企業展示で、(なぜか)HTC Viveがあったので体験してきた。…
先日、早稲田大学で開催された「『パナマ文書』はこうして取材・報道した」というイベントに行ってきた。パナマ文書を分析した非営利組織のICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)で日本を担当した在米フリー記者のシッラ・アレッチさん、ICIJと協力して取…