人間とテクノロジー

人間とテクノロジーについて、取材とか思ったこととかの備忘録

SF

VRと「『現実』は脳の中にしかない」

「『現実』は脳の中にしかない」(「あなたのための物語」長谷敏司) あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 長谷敏司 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2011/06/10 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 342回 この商品を含むブログ (29件) を見る SF…

シド・ミード展がよかった

アーツ千代田3331で開催中の、シド・ミード展へ行ってきた。楽しかった。工業デザイナーについて無知な自分にとっても、その仕事の偉大さを感じることができた。 sydmead.skyfall.me 6/2までやっています。 シド・ミードは1933年生まれのアメリカの工業デザ…

カール・レーフラーは実在するか

しません。 おととい、東洋英和女学院は記者会見を開き、院長で同女学院大教授の深井智朗氏を同日付で懲戒解雇になったと発表した。深井氏はドイツ宗教学が専門で、2012年に出版したドイツ宗教学の専門書の中で神学者「カール・レーフラー」が書いたとする論…

アカデミアVR、安全保障とテクノロジー、SFとテクノロジー

SF

先週と今週、立て続けに、そして私にしてはとても珍しく有休をとった。先週は東大VRセンターの設立記念式典へ、今週は安全保障の専門家に会いに行くためだ。 会社の仕事と関係なく、会社を休んでもやらないといけないって自ずとやっていることが、私にはいく…

TOHO上野でレディ・プレイヤー1を観てきた

少し前に、上野に映画館ができた。上野、というより正確には御徒町だ。空いている、という理由で時々、ここにひとりで映画を観に来る。 近未来のVRがテーマだという「レディ・プレイヤー1」は、私のTwitterのTLではずいぶん前から、試写を観た方たちが推し…

テレイグジスタンス型ヒューマノイドロボットが楽しい

今年はテレイグジスタンス型ヒューマノイドロボットをたくさん見かけた年でした。テレイグジスタンスというのは舘先生が30年位前に提唱された概念ですが、離れた場所にいる人(マスター)と同じ動きを、ロボット(スレーブ)が再現するというロボットの操縦…

「ブレードランナー2049」雑感 (ネタバレあり)

めっちゃ良かった。 映画『ブレードランナー2049』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ 1983年の「ブレードランナー」はDVDで観たし、ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」もKindleで読んだくらいの一般教養程度の知識で、それ以外今作…

「わたしを離さないで」はディストピアSFだ

カズオ・イシグロさんが、ノーベル文学賞を受賞した。これまでに「日の名残り」も読んだが、7年前に初めて読んだ「わたしを離さないで」は強烈だった。 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発…